資本金はいくらにするか?
現在の制度では、資本金1円から会社を設立することができます。
しかし、実際の資本金を決める際には、単に「会社を設立できる金額」だけで考えるのではなく、対外的な信用力や当面の運転資金、さらには税務面での影響も考慮する必要があります。
特に、資本金を1,000万円未満にするかどうかなど、税務上の取り扱いも踏まえて検討しておきたいところです。
株式数と持株比率をどうするか?
株式数と持株比率は、「誰がどれだけの権限を持つか」を決める極めて重要な項目です。
一人で会社を設立する場合だけでなく、特に共同創業者がいる場合には、誰がどの程度の株式を保有するのかを慎重に設計する必要があります。
また、将来的に外部からの資金調達を考えている場合にも、設立時の株式数や持株比率がその後の資本政策に関係してきます。
目の前の会社設立だけでなく、将来の会社の姿も考えながら決めておきたい項目です。
役員の任期をどうするか?
株式会社の役員には任期があります。
非公開会社の場合、役員の任期は最長10年まで伸ばすことができます。
役員の構成が長期間変わらないことが想定される会社では、任期を長く設定することも一般的です。
一方で、将来的に経営体制を変更する可能性がある場合には、その点も考慮して任期を検討する必要があります。
事業年度(決算期)をどうするか?
会社を設立するときには、事業年度、つまり何月を決算月とするかも決めます。
決算期については、会社のビジネスの繁忙期を避けるという考え方があります。
また、消費税の免税期間を最大限活用するといった税務面からの検討も必要になります。
「何となく3月決算にする」といった決め方ではなく、事業の特性や税務上の影響を考えながら、どの月を期末とするかを戦略的に決めることが大切です。