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KNOWLEDGE / 01-04

法人口座はどの銀行で開設する?

設立登記が終わって、次の大きなハードルとなるのが「法人口座の開設」です。

近年はマネーロンダリング対策などにより銀行の審査が非常に厳しくなっており、以前のように、銀行へ行けばすぐに口座を作れるものではなくなっています。

01

どの銀行で口座開設するのが良い?

法人口座を開設する銀行は、ビジネスの目的や会社のフェーズに合わせて選ぶことが重要です。

ネット系銀行

強み:利便性とコスト

振込手数料が安く、24時間スマートフォンやPCから操作できるため、日常の支払口座として適しています。審査スピードも比較的早い傾向にあります。

信用金庫・地方銀行

強み:融資・地域密着

将来的に創業融資などの借入を考えている場合には、有力な候補になります。

担当者と顔の見える関係を築きやすく、スタートアップの成長を支援してくれる姿勢が強いのが特徴です。

メガバンク

強み:信頼性と海外取引

審査は最も厳しいですが、海外送金がある場合や、大手企業との取引で信頼性を求められる場合に強みを発揮します。

02

審査に落ちる・時間がかかる会社の共通点

銀行は「実態が見えない会社」を非常に警戒します。特に次のような場合には、入念な準備が必要です。

バーチャルオフィスを利用している

犯罪に利用されやすいと判断され、審査が厳しくなることがあります。

登記住所と活動実態が異なる

自宅で登記し、事務所を別に借りている場合などは、両方の証明書類が必要です。

ホームページや会社紹介がない

「何をしている会社か」がインターネット上で確認できないと、審査そのものが難しくなることがあります。

取引の実績が証明できない

すでに契約書や請求書(案)がある場合は、それらも資料として提出しましょう。

03

口座ができるまでの入金はどうするか?

法人口座の審査には時間がかかることがあります。その間に売上が発生する場合には、取引先に事情を説明したうえで対応します。

元PDFでは、次の2つの方法を挙げています。

1.代表者個人の口座へ振り込んでもらう

「法人口座開設中のため」と理由を添えて依頼します。

2.入金時期を待ってもらう

法人口座が完成してから請求書を発行し、振り込んでもらいます。

TAX ACCOUNTANT'S ADVICE

税理士からのアドバイス

01

「固定電話」や「ホームページ」の有無が分かれ道

今どき固定電話は不要と思われがちですが、銀行審査においては「拠点が固定されている」という信頼の証になります。

また、簡易的なものでもよいので、事業内容が分かるホームページを作成しておくと、審査を受けるうえでプラスになります。

02

個人口座への入金時の注意

やむを得ず個人の銀行口座へ会社の売上を入金してもらう場合には、法人の売上であることが明確に分かるよう管理しておくことが重要です。

通帳の該当箇所にメモを残すなどして法人の売上であることを明確にし、法人口座が開設されたら速やかに資金を移管しておきましょう。

入金額と同額の出金が個人口座の通帳に記録されていると、後から説明する際にも分かりやすくなります。

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